絵日記のイラストは素材ではありません。

2010年5月20日(木)
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ペルー旅行記 2010年4月17日(土)<2日目>

11時頃にホテルをチェックアウト。

アメリカのホテルには大概プールが付いている。 このホテルにはコインランドリーとランニングマシンもあった。 ドーナツやコーヒーの簡単な無料の朝食は付いてないらしくちょっと残念。

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そのままホテルのバスで空港へ。

手元にある紙が発券されたチケットだから、 発券の必要は多分ないと思うんだけど不安だし、 ゲートの表示もされてないから分からないままだし、 観光に行くには時間が足りないし、 特に何もすることがないので、 ゆっくりご飯食べればいいかなと、 16:05の飛行機だけど早めに空港に移動。

相方が旅行の変更で必要になった代金をATMで下ろしてる間に、 暇だったのでマイアミ空港の床に蟲師に出てくる蟲のような絵が描かれていたのをウロウロ撮影。

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蟲師はアニメが素晴らしかったなぁなどと思いながら、 何をイメージした絵なんだろうと下ばかり見て歩く。

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手荷物検査が終わった後、 エスカレーター前の係員に分からないままのゲート番号を聞いてようやく判明。 何人か聞いている人がいたので、同じ便に乗るのかしら、 他にも振替便が必要になった飛行機があるのかしら、などと思ってみる。

通路を歩いていたら、病気の柑橘類を持っている人は捨てなさい!という柑橘類専用ゴミ箱を見かける。

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さすがオレンジの名産地フロリダ。 国際線は植物の持ち込み全部禁止なので、国内線向けの箱なんだろうなぁ。

Home Turf Sports Barというお店で食事。 スポーツバーだけあって、メニューの分類がサイドラインとかプレゲームという名前になっていた。

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ケサディーヤ(奥)とチャバータ(手前)を注文。

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ペルーの高地に行ったら高山病にならないようにアルコールが飲めなくなるからと、 相方が真っ昼間からビールを飲む。 君が具合を悪くするのはビールを飲んだ時だ!と相方に説教をする。

本当に時間通りに飛ぶのだろうか…とアメリカン航空に不信感を募らせていたが定刻通りに無事出発。

機内食はスナックが出た。新潟銘菓の柿の種のように見えなくもないが、オレンジ色のはチーズ味。 飲み物はオレンジジュースを注文。

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その後すぐに夕食。ビーフとマッシュポテトの組み合わせか、チキンとライスの組み合わせが選べた。

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相方はマッシュポテトが嫌だからチキンを頼むというので、 私はビーフよりチキンが良かったけど、両方見たかったのでビーフにする。 うーん…。

飲み物はスプライトを注文したら、何も言わずに似たような味のmistを渡された。 私的にはそれはとても素晴らしい対応。 スプライトがないのでこちらでいいですか?などと聞かれると、 英語分からず緊張が走るので、 同じような味なら全く問題ないので、そういったお心遣いは是非ともやめて頂きたい。

相方は機内で良く頼むMOTT'Sのトマトジュースを注文。 アメリカのスーパーで探しても見掛けないのは、何故だろう…。

テレビが頭上にあり、皆で同じ番組を見るタイプの機体でガッカリする。 でも、個別に選べたとしても日本語の番組はないので大して変わらない。

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空港で旅行会社の人に電話した時に、ホテルから日程から色々と変更になったので、 ペルーに着いたら新しい日程表を渡すと言われた。 その時に相方が、「今日宿泊するホテル名だけスペルを教えて」と話しているのを横で不思議に聞いていたけど、 その重要性が機内で判明。 入国カードに滞在先を記入する欄があるじゃないか。 「まぁ、違う日に泊まるホテルの名前でもいいと思うよ」と相方は言っていたけど、 違うホテル書いて入国審査で何か突っ込まれたら怖いじゃないか。 偉いぞ!聞いておいて良かったね!

機内でユニセフへの募金を客室乗務員が箱を持って回収していたので、 無事にペルー旅行が出来ますように、相方の仕事でアメリカに引き返すことがありませんように、 と願をかけて募金する。間違った募金の理由。決して賽銭箱ではない。 無事にペルー旅行が終わったら、帰りもまた募金しますと心の中で唱える。

おおお、なんとかペルーに着いた。長かったなぁ。

看板がスペイン語だ。

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入国審査のおじさんが陽気に鼻歌まじにりポンポン入国スタンプを押してくれた。

機内での間違った願掛けの成果か、相方の仕事も戻らなくて済むようになったらしい。 機内預けの荷物も紛失することなく無事に手元に戻ってきた。 これで心置きなくペルーが楽しめる。

ホルヘ・チャベス国際空港で旅行会社の人と合流して、 21時半に今日の宿泊先Hotel Costa del Sol Ramadaにチェックイン。 空港の真ん前のホテルだったので、徒歩で移動。

飛行機が飛ばなかった為に急遽変更したホテルなので、 他に空いているホテルがなかったようで、 この旅で最も金額の高いホテル。

相方が旅行の予約をするときに、 アメリカのホテルである程度慣れているから、 安全であれば日本のホテル程の綺麗さではなくていいので、 価格の少し安めのホテルでとお願いしたのもあるけれど。 アメリカのそれなりの高めのホテルで、割れたワイン瓶の破片を見つけたときのガッカリ感と言ったらもう…。

ペルーでは『ホテルは鍵付で安全な部屋です!』というのを売り文句にしてる 旅行会社もある。それって普通じゃないの?と思ってしまうが、 ペルーでは安さだけ求めると鍵も掛からない宿もあるらしい。 なので、安全は最重要必須項目。

ホテル周辺でお祭りのような騒がしさ。 「今日は何かのお祭りなんですか?」と相方が聞いたところ、 「分からないです。なんでしょうね〜。」との答え。

ホテルのチェックインを済ませ、 頼んでいたペルーで使えるプリペイド携帯電話を受け取り、 ウェルカムドリンクの説明を受けてから部屋に移動する。

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ホテルの部屋に移動するとき、 チップを払うのが面倒だという理由と、 自分で持ち運ぶのに苦労しない荷物なら 安全面も考えて自分自身で持ちたいという理由とで、 自分達で部屋まで運んでしまうことがある。 今回もそうしたので、部屋も自分達で探すからと2人だけで部屋に向かった。

しかしながら、ルームナンバーの最後の数字が「2」なのか「7」なのか微妙な文字。 私にはひらがなの「て」にしか読めない。

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私は「7」だと思ったが、上の名前の欄に『(名字)×て』と書かれているので、 この「て」は人数を表す「2」ではないかと相方が推測。 502号室の部屋のドアに恐々と鍵を差し込んだ。 どうやらこれで「2」と読むらしく、扉が開いた。 アメリカの7の真ん中に線を引く習慣に疑問を持っていたが、 あの大切さが分かった気がした。

数字を解読して部屋に辿り着く。

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なんと、お祭り騒ぎの真上の部屋ではないか…。 だから、急な予約でも空いてたのだろうか。 いつまで続くのかと不安になる。

相方が、ちょうどお祭りみたいなものも行われているし、 明日の出発も早いから、今のうちにホテルの外観の写真を撮りに行きたいという。 治安が良いとは言えない国で、 人込みでカメラを持ってるだけで危ないらしいし、 見るからに観光客だから狙われるだろうし、 来たばかりでこの国の勝手も分かっていないのにやめてくれと 心配性大魔王なので嘆願する。 よし、明日の朝に撮ろうじゃないか!と提案する私に、 相方は「明日は4時にホテル出発だから、朝に写真を撮る時間なんてないよ」 と言いながらも、渋々と諦めた。

その後、ミネラルウォーターを買いに行って、場所が見つからずにホテル内をウロウロしたり、 お客さんと店員さんの区別がつかなかったり、 結局店員さんがいなくてルームサービスを運んで戻ってきたらしきボーイさんに売ってもらったり、 お風呂に入ったり、 ウェルカムドリンクのピスコサワーとレモネードを電話で注文したりする。

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ピスコサワーはペルーのお酒。 レモン・卵の白身・砂糖を混ぜたカクテルで、レモネードのアルコール版みたいだ。 何故かレモネードにはストローが2本。

そうこうしている間に、 お祭りのような騒がしさは、 警官の警笛のような、早く帰りなさいと言われているようなピーッ!ピーッ!という笛の音に蹴散らされるようにして終わった。

良かった、静かに寝れる。

何時間寝れるんだろう、 睡眠不足だと酔いやすいらしいけど、 明日のナスカのセスナ機は大丈夫かなぁ、 と思いながら11時半頃に就寝。

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web拍手お返事
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★ 旅行記、最高!何度も読み返しております。書籍化すればいいのに。 そして、ドラマ化されればいいのに。きっと米国製のTVドラマ並みに面白いと思う。 ナスカの地上絵は撮れた?(B級)

☆ 最後まで書き切ることが目標だから、写真もあまり使わないで、文章にもそんなに時間を掛けないぞ!と思いつつも、 文章の校正にこってり時間を掛けて、バリバリ写真も載せて、がっつり更新してしまうのでした…。(笑) サイトに載せた時点で書籍化はしないだろうし、サイトに上げずに書いてると途中でモチベーションが行方不明になると思う。 そして、この程度のハプニングではドラマ化されないのです。 命を落とすか、記憶喪失になるか、運命の人に出会うかしないと。 ナスカの地上絵はついに次回登場ですっ!では、また次回をお楽しみに〜。 次回までに時間掛かると思うから何度か読み返して待ってて。(笑)
 あ、拍手のコメントと関係ないけど、日本の友人がアメリカに遊びに来てくれることになったのですが、 どこが面白かった?行って良かった? 案内する側になると、選択肢は色々あるからどこがいいのか分からなくて…。

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